「管理職になったけれど、何をすればいいのか分からない」
「部下が思うように動いてくれない」
「部下を叱るべきなのか、褒めるべきなのか迷ってしまう」
「自分がプレイヤーだった頃と、求められる仕事が全然違う……」
管理職になると、これまでとは違った悩みが増えてきます。
自分一人で仕事を頑張ればよかった頃とは違い、管理職になると**「自分が成果を出す」だけではなく、「チームとして成果を出す」**ことが求められるからです。
そこで重要になるのが、管理職としての考え方です。
今回は、管理職になった人や、これから管理職を目指す人におすすめしたい本を5冊紹介します。
単なる仕事術ではなく、**リーダーとしての考え方や、人との接し方を学べる本**を中心に選びました。
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# 1.『経営者になるためのノート』柳井正
## 管理職になったら「自分の仕事」から「チームの仕事」へ
最初におすすめしたいのが、ユニクロを展開するファーストリテイリングの柳井正氏による『経営者になるためのノート』です。
「経営者になるため」と書かれていますが、実は管理職にも非常に参考になる内容です。
管理職になると、
「自分がやったほうが早い」
と思う場面が増えてきます。
部下に任せるより、自分でやったほうが確実。
自分ならすぐ終わる。
そう考えて、仕事を抱え込んでしまう管理職も少なくありません。
しかし、それではチームは成長しません。
管理職に求められるのは、**自分一人で仕事をこなすことではなく、人を動かして組織として成果を出すこと**です。
柳井氏の経営者としての考え方から、
「仕事に対してどう向き合うか」
「結果を出すために何を考えるか」
「人をどう成長させるか」
といったことを考えるきっかけが得られます。
### こんな管理職におすすめ
* 初めて管理職になった
* 部下に仕事を任せるのが苦手
* チームとして成果を出したい
* 部下を成長させたい
* 将来、経営者を目指している
👉 **『経営者になるためのノート』を読んでみる**
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# 2.『7つの習慣』スティーブン・R・コヴィー
## 自分自身を変えることから始めるリーダーシップ
管理職になると、
「部下がもっと頑張ってくれればいいのに」
「なぜ言ったことをやってくれないんだろう」
と、部下に原因を求めてしまうことがあります。
しかし、チームを変えるためには、まず**自分自身の考え方や行動を変えること**も重要です。
そこでおすすめなのが、世界的なベストセラー『7つの習慣』です。
本書では、人がより良い人生や仕事を送るための考え方が「7つの習慣」としてまとめられています。
管理職にとって特に重要なのが、
**「自分が変えられるものに集中する」**
という考え方です。
部下の性格を直接変えることはできません。
しかし、
「どう伝えるか」
「どう仕事を任せるか」
「どのような環境を作るか」
は、自分自身が変えられる部分です。
管理職になって「人を動かすこと」の難しさを感じている人には、一度読んでほしい一冊です。
### こんな管理職におすすめ
* 部下との関係に悩んでいる
* チームをうまくまとめられない
* 自分のリーダーシップを見直したい
* 時間管理が苦手
* 長く役立つ仕事の考え方を身につけたい
👉 **『7つの習慣』を読んでみる**
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# 3.『人を動かす』デール・カーネギー
## 部下が「自分から動きたくなる」関係をつくる
管理職の大きな仕事の一つが、**人を動かすこと**です。
しかし、
「これをやってください」
「なぜできないの?」
「前にも言ったよね?」
と指示や注意ばかりしていても、人はなかなか思うようには動いてくれません。
『人を動かす』は、人間関係やコミュニケーションについて書かれた世界的な名著です。
人はどんなときに相手の話を聞くのか。
どんな接し方をされると、自分から行動したくなるのか。
人間関係を良くするにはどうすればいいのか。
こうしたテーマについて、具体的な考え方が紹介されています。
もちろん、書かれた時代は現代とは違います。
それでも、
**「人は感情を持った人間である」**
という本質は変わりません。
部下とのコミュニケーションに悩んでいる管理職なら、一度読んでみる価値があります。
### こんな管理職におすすめ
* 部下との会話がうまくいかない
* 部下が指示通りに動いてくれない
* 注意や叱り方に悩んでいる
* 人間関係を良くしたい
* コミュニケーション能力を高めたい
👉 **『人を動かす』を読んでみる**
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# 4.『嫌われる勇気』岸見一郎・古賀史健
## 「いい上司でいなければ」と悩んでいる人へ
管理職になると、部下から嫌われることを必要以上に恐れてしまう人もいます。
「厳しく言ったら嫌われる」
「注意したらパワハラと思われるかもしれない」
「部下の希望を全部聞いたほうがいいのだろうか」
そんな悩みを持つ管理職におすすめなのが『嫌われる勇気』です。
本書はアドラー心理学をもとに、人間関係や自分自身の生き方について考える一冊です。
管理職だからといって、すべての部下から好かれる必要があるわけではありません。
重要なのは、
**「嫌われないこと」ではなく、「組織にとって必要なことを適切に伝えること」**
です。
もちろん、何を言ってもいいという意味ではありません。
相手を尊重しながら、自分の役割を果たす。
そのためには、他人からの評価に振り回されない考え方も必要です。
「部下に嫌われたくない」と悩んでいる管理職には、考え方を整理するきっかけになるでしょう。
### こんな管理職におすすめ
* 部下に嫌われるのが怖い
* 注意や指導が苦手
* 他人からの評価を気にしてしまう
* 部下との距離感に悩んでいる
* 自分らしいリーダーシップを身につけたい
👉 **『嫌われる勇気』を読んでみる**
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# 5.『道をひらく』松下幸之助
## リーダーとして迷ったときに読みたい一冊
最後に紹介したいのが、パナソニックの創業者である**松下幸之助**の『道をひらく』です。
管理職になると、判断に迷う場面が増えます。
部下の問題。
上司からの要求。
会社の方針。
チーム内の人間関係。
自分自身の仕事。
「これでいいのだろうか?」
と迷うこともあるでしょう。
そんなときに読みたいのが『道をひらく』です。
この本は、具体的な管理職向けマニュアルではありません。
むしろ、
**人としてどう考えるか。
仕事にどう向き合うか。
困難にどう立ち向かうか。**
といった、リーダーとしての土台になる考え方が詰まっています。
管理職として迷ったときに、すぐ答えを教えてくれる本ではありません。
しかし、**自分自身で答えを考えるためのヒント**を与えてくれる一冊です。
### こんな管理職におすすめ
* 管理職として自信がない
* リーダーとしての考え方を学びたい
* 仕事で悩んでいる
* 判断に迷うことが多い
* 長く読み返せる本が欲しい
👉 **『道をひらく』を読んでみる**
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# 管理職におすすめの本5冊を比較
今回紹介した5冊を簡単にまとめると、次のようになります。
| 本 | 特におすすめの人 |
| —————- | —————– |
| **経営者になるためのノート** | チームとして成果を出したい人 |
| **7つの習慣** | リーダーとして自分を成長させたい人 |
| **人を動かす** | 部下とのコミュニケーションに悩む人 |
| **嫌われる勇気** | 部下からの評価を気にしてしまう人 |
| **道をひらく** | リーダーとしての考え方を学びたい人 |
## 初めて管理職になった人なら、どれを読む?
「5冊もあると、どれから読めばいいの?」
という方もいるでしょう。
そんな方は、今の悩みから選んでみてください。
**部下に仕事を任せるのが苦手**
→ 『経営者になるためのノート』
**自分自身のリーダーシップを見直したい**
→ 『7つの習慣』
**部下とのコミュニケーションに悩んでいる**
→ 『人を動かす』
**部下から嫌われるのが怖い**
→ 『嫌われる勇気』
**管理職としての考え方を身につけたい**
→ 『道をひらく』
という選び方がおすすめです。
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# 管理職になったら「仕事のやり方」だけでなく「考え方」を学ぼう
管理職になると、プレイヤーだった頃とは仕事の内容が大きく変わります。
自分一人で成果を出すのではなく、
**「どうすればチーム全体で成果を出せるのか」**
を考える必要があります。
だからこそ、管理職になったタイミングで一度、仕事や人との接し方について考えてみることが大切です。
今回紹介した本は、どれも読めばすぐに「良い管理職」になれるというものではありません。
しかし、
**「自分はどんな上司になりたいのか?」**
を考えるきっかけにはなるはずです。
管理職として悩んでいるなら、まずは気になる本を一冊選んでみてください。
本を読むことで、今まで見えていなかった**「部下との接し方」や「自分自身の役割」**について、新しい発見があるかもしれません。
そして、これから管理職になる人にとっても、先にこうした考え方を知っておくことは大きな財産になるでしょう。
**「良い管理職になりたい」**
そう思ったときが、学び始めるタイミングです。