【青汁王子】
このあだ名は一度は聞いた事があるはず。
何年か前まではマスコミの力によって『脱税した人』という
悪いイメージをもっていた人も少なくはなかったが、
今ではカリスマ成功者、インフルエンサーといっても過言ではない。
１９８９年３月に北海道で生まれ、高校生の時に
たまたま入ったパチンコ屋さんで、
ちょっとした大金が入り、そのお金でパソコンを買いアフェリエイトで大金を稼ぐ。
そのノウハウを友達に教えて会社を立ち上げるが
まだ若かった事もあり、みんな青汁王子の熱量についていけず、離れていってしまう。
さらに追い打ちをかけるように当時付き合っていた彼女に振られ
失うものはなくなったと上京する。
上京後もアフェリエイトは続け、アプリの会社なども立ち上げ
成功させていくが、信頼していた会社の役員が情報をライバル会社に売っていた事が発覚する。
またしても人間不信になり、会社を休眠させる。
そこで、人と関わらずに稼げるFXなどで大金を稼ぎ出すが
またも友人に騙されてファンドを買い３億円を失う。
しかし、今回は『くよくよしても仕方がない』と自分に言い聞かせ、
ヘルスケア商品を販売する事業を立ち上げ、そこであだ名の由来でもある【フルーツ青汁】を大ヒットさせる。
青汁がまずいとコマーシャルでも自客するくらいに不味いと言われる中で
フルーツ青汁という逆の発想で大成功させた。
その後はみなさんもご存じの脱税事件で逮捕され、会社のイメージを考えて社長を辞職。
それでも、何度も挫折を味わってきた青汁王子は、また這い上がり、
SNSなどを利用して発信の場を作っていき、インフルエンサーとなり
カリスマ経営者として帰ってきた。
彼の人生を振り返ると、今の彼からは想像できないくらいに挫折を繰り返している。
しかし、その度に彼は立ち上げり、前に進んできた。
『ピンチがあるから成長できる』、そう自分に言い聞かせて逆境を財産に変えてきた。
みなさんも失敗した時には、慌てずにこう考えてみよう。
『マイナスな時期は、プラスの時期に転ずる前の助走段階のようなもの』だと。
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